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縁起が良い書体?-印相体(いんそうたい)とは?

印相体とは

先生! 何と書いてあるのでしょう?

普段見慣れない書体なのでむずかしいですよね。
「真里子」とかいてあります。
※横書きの場合は 右から左 に読めるように字入れします。

「子」の文字なんて、全然分からないですね・・・。

印鑑用の特別な開運書体でデザインしているんですよ。
「印相体(いんそうたい)」という書体で、はじまりは秦の始皇帝を起源とするといわれています。

だから、「真里子」の「子」がこんなデザインになるのですね!

印篆(いんてん)をもとにしているため、現代の当用漢字とは偏やつくり、イメージが異なることも多いのです。

印相体のなりたち

印鑑の書体は、古く中国から伝わった篆書体(てんしょたい)という字体がもとになっています。

篆書体(てんしょたい)とは、おもに紀元前221年秦の始皇帝が天下を統一した際につくられた文字が最も美しいとされ、小篆(しょうてん)と言います。

印鑑にもちいられる文字である印篆(いんてん)は、秦・漢の時代から官職の象徴として印章が用いられた頃から使われていて、長い歴史の中でいくつかのパターンがつくられました。

この印篆(いんてん)をもとに画数・運気を取り込みながら八方に広がるように字入れするのが「印相体」の特徴です。

開運書体であることから「吉相体(きっそうたい)」
八方に広がる篆書体であることから「八方篆書体(はっぽうてんしょたい)」
といった呼び方もされる書体です。

歴史のある篆書体を元に、縁起よく、印鑑に適した形に工夫された書体、なのですね。

その通りです!

複雑な書体には、ちゃんと成り立ちや理由があるのですね。

また分からないことがあったらお気軽にご相談くださいね!